ヒアルロン酸×唇で愛されリップに!効果やデザイン・注意点など紹介

顔を触る女性

加齢によるほうれい線・シワ・たるみなどに効果のあるヒアルロン酸の注入治療。

今、そのヒアルロン酸で理想の唇がデザインできるとして人気です。

この記事では、唇へのヒアルロン酸注入の効果や、改善できる口や唇の悩み、変身が叶う唇のデザイン、注意点などを紹介します。

美容大国の韓国で『唇フィラー』と呼ばれている唇の美容施術について、情報を取り入れておきましょう。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸とは、もともと人の体内に存在している保水成分で、その高い保水力は肌の潤いや弾力のために欠かせません。

ヒアルロン酸注射はほうれい線やシワ・たるみの改善に効果があるとして広く知れ渡った美容施術ですが、手軽にできるプチ整形としても人気です。

涙袋を作ったり輪郭を整えたり鼻を高くするなどの他、メスを使わない整形術の1つとして、唇への注入が若い人に人気があります。

唇のヒアルロン酸注射とは

ヒアルロン酸

唇のヒアルロン酸注射とは、どのようなことが可能なのか、ヒアルロン酸注射の効果や特徴などと合わせて紹介します。

形状を調整できる

ヒアルロン酸注射は、唇の形状を調整できるため、さまざまな希望のデザインに近づけることが可能です。

以下は調整の1例です。

筋肉の動きを抑制するボトックスや、発色のよいリップアートメイクと併用すると、より理想の唇に近づけることが可能です。

バランスを調整できる

顔のバランスを決める美の基準に『黄金比』があります。唇にヒアルロン酸を注入する際も「人間が最も美しいと感じるバランス」である黄金比を基準とします。

唇の黄金比は以下のようにいわれています。

他にも、鼻の穴の真下に上唇の山があること、口角が微笑むように上がっていること、唇が左右対称であることなど、美を求める基準はさまざまです。

本人の希望のデザインを検討する際にこれらの要素も加味して、医師との相談の元に施術が行われます。

ハリや潤いが戻り若々しい印象の唇になる

ヒアルロン酸注射によって唇のハリや潤いが戻るため、若々しい印象になります。

唇は加齢によって、以下のような変化が見られます。

唇は加齢によるこのような悩みで印象が寂しく見えがちですが、適量のヒアルロン酸を注入することで、若々しい印象を維持できます。

メイクの仕上がりもよくなるメリットもあるため、特に加齢による変化が気になる方におすすめです。

血色が良くなる

ヒアルロン酸注射は唇の保水力をアップするため、ツヤや血色がよくなる効果が期待できます。

素顔の唇の色が気に入らない、メイクしてもリップの色が思うように活きないなど、悩んでいる人も多いでしょう。

ヒアルロン酸注射によってくすみが軽減してトーンが明るくなり、自然な血色感を取り戻す手助けとなるため、顔の印象が華やかになります。

リップメイクが必要ない唇になるかもしれません。

即効性がある

ヒアルロン酸注射の施術時間は5〜10分程度ですが、即効性があるため、短い施術時間の後に効果を実感できます。

しかし注入したヒアルロン酸がなじむまでには時間がかかり、一般的には1〜3週間程度の間、腫れやむくみがある可能性があります。

施術後はメイクも24時間は避けた方がいいため、効果が早々に見られても刺激することは避けましょう。

唇のヒアルロン酸注射の効果持続

唇のヒアルロン酸注射の効果持続期間は、注入量やヒアルロン酸の種類、生活習慣などで個人差がありますが、一般的には1ccの注入で4ヶ月〜1年ほど持続します。

ヒアルロン酸の効果持続は永続的ではなく、時期が来ると体内に吸収されるため効果が薄れます。

効果持続期間は使用時に選んだヒアルロン酸の硬さによります。

唇にしっかりとボリュームを出したい人や輪郭をはっきりさせたい人、硬めの種類のヒアルロン酸が向いていて、効果持続は長くて1年程です。

仕上がりに自然さを求めている、しっとりなめらかにしたいなどの場合は柔らかいヒアルロン酸がおすすめですが、柔らかいと吸収が早いため、効果持続は3〜4ヵ月と短くなります。

ヒアルロン酸の種類はクリニックによって数種類の取り扱いがあるため、希望に合わせて適切なものを選びましょう。

定期的に打つと長持ちしやすい

ヒアルロン酸注射は、定期的に施術することで体内に吸収されるスピードが緩やかになっていくという研究報告があります。

継続的に体内に注入することで、その周辺にコラーゲンが膜を作り、ヒアルロン酸が吸収されるのを妨げるからだと考えられています。

そのため、初回は一般的な効果持続期間で短いと感じるかもしれません。

しかし何度も定期的に施術を繰り返すことで、長持ちしていくことが期待できます。

効果を維持したい場合は、医師と量や頻度を相談しながら、定期的にメンテナンスしましょう。

ヒアルロン酸注射で叶える唇のデザイン

唇を触る女性

ヒアルロン酸注射でできる唇デザインのパターンを紹介します。

土台となる唇の形は個人差があるため、実際は医師と相談しながら希望の形に近づけていきます。

ふっくらとボリュームのある唇

唇のヒアルロン酸注射の中で、王道の人気といえばボリュームのある唇です。

唇にボリュームが出ると、後で紹介する人気のリップの形も作りやすくなります。

もともと唇が薄い人や、加齢で唇のハリが失われた人が健康的で魅力ある唇になり、縦ジワの改善にも効果があります。

メイク映えもするため、年齢問わず人気があります。

口角を上げるスマイルリップ

文字通り口角を上げて、微笑んでいるような印象を作るデザインです。

左右の唇の端に注入すると、上唇と下唇の境目のラインが上にカーブします。

口角が下がっている人、下がり気味な人におすすめのデザインで、顔全体のリフトアップ効果も期待できます。

なんと言っても常に笑顔をたたえた口元で、若々しい印象を与えます。

キュートなアヒル口

アヒル口は、唇を軽く突き出したような口で、上唇を外側に反らせるように調整します。

上唇の両端に注入すると、口角が軽く跳ねるように上がります。

口角が上がるため常に機嫌が良さそうに見え、明るく可愛らしい印象にも、セクシーな印象にもなります。

女性らしさを求める人や顔の印象を柔らかくしたい人に人気がある唇です。

M字リップで立体感を

ヒアルロン酸を唇に注入する図

M字リップは、上唇と下唇が重なるラインをMの字のように波打つラインにすることで、若々しく魅力的な唇にします。

上唇の中心と両端の3点と、下唇の中心と両端の間のそれぞれ1点を打つと、閉じた唇のラインがM字になり、上唇の山の部分もM字型になるため立体感を与えます。

横一線やへの字口になっていて、寂しい印象や老けた印象になっている人におすすめです。

ピーナッツリップは立体感+ボリューム

ピーナッツリップはゴージャスな印象を与えるデザインで、唇の中央部分を強調し、上下の唇をバランスよく整えます。

下唇の中央の左右の横に2ヶ所に注入しボリュームをもたせます。

下唇中心に割れ目が入ってセクシーな印象になりますが、全体のバランスが保たれるため、上品にも見えるのが特徴です。

唇にメリハリや華やかさが欲しい人や、口元に存在感が欲しい人におすすめです。

人中を短くするCカール

人中(鼻と唇の間の溝)は、短いほど若々しい印象になるとされていますが、ヒアルロン酸注射で短く見せることは可能です。

上唇を厚くして上向きにすることで、横から見たときに人中が『C』のようなラインを描くため、前から見た際に短く見えます。

もともと唇の形が直線的な人や、柔らかい印象にしたい人、唇を華やかにしたい人など、自然でありながらさまざまな希望を叶えるため、人気のデザインです。

唇のヒアルロン酸注射と併用がおすすめの美容施術

ヒアルロン酸を注入する施術

みずき皮膚科クリニックで取り扱っているアラガン社製の『ジュビダームビスタ』は、柔らかさを5段階から選べるため、唇のデザインによって自由な使い分けが可能です。

ジュビダームビスタと併用することで、さらに理想の唇が目指せる美容施術を紹介します。

ヒアルロン酸注射とボトックス

ヒアルロン酸注射とボトックスを併用する場合は、以下のような悩みがある人におすすめです。

ボトックスは筋肉の動きを抑制する美容施術で、口角を下げる筋肉に働きかけてくれるため、上がりやすくなります。

ヒアルロン酸が得意な役割はボリュームアップや輪郭形成で、ボトックスとはまた別の形で口角を上げることも可能です。

併用で相乗効果が狙えて、ヒアルロン酸で見た目も演出できるため、より理想の唇に近づけます。

みずき皮膚科クリニックではアラガン社製A型ボツリヌストキシンを取り扱っています。

同じアラガン社製の製剤を使用するため相性も良く、より高い効果が期待できます。

ヒアルロン酸注射とリップアートメイク

リップアートメイクは人体に無害な色素を使用して、唇の血色を良くしたり、唇の形を理想に近づけることが期待できる美容施術です。

色によってさまざまな表現ができるため、口角を上げて見せたり左右非対称を改善したり、唇を厚く見せる、口角を上げて見せるなどの効果が期待できます。

ヒアルロン酸注射とリップアートメイクの併用は、以下のような悩みを持つ人に向いています。

どちらの美容施術でも可能ですが、併用することでより理想に近づくための相乗効果が狙えます。

みずき皮膚科クリニックではアートメイクも提供しております。

1ヶ所のクリニックで済ませられるため、相談しやすくおすすめです。

唇のヒアルロン酸注射の注意点

注意点

唇にヒアルロン酸注射を施術する際の注意点を紹介します。

副作用とダウンタイム

唇のヒアルロン酸注射はダウンタイムがほとんどないと言われていますが、副作用はあるため、術後の過ごし方には注意が必要です。

副作用の症状と治まるまでの日数は以下の通りです。

心配な症状ですが、時期が来ればほとんどが治まります。

施術後は長風呂や激しい運動・サウナ・飲酒など、血行が良くなるようなことを避けて過ごしましょう。

また、血管内にヒアルロン酸が入り込んでしまうようなことがあると、まれに血栓閉塞を起こすケースがあります。

施術直後から数時間以内に発症することが多いため、医師の迅速な対応や判断が不可欠です。

副作用やダウンタイムの説明と共にしっかり確認しておきましょう。

また、このような事態が起こらないよう、信用できるクリニックを十分検討して選びましょう。

唇が青白く見えることがある

ヒアルロン酸を過剰に注入すると、唇が青白く透けてみえる『チンダル現象』を引き起こす場合があります。

ヒアルロン酸は光を通しやすいため、皮膚の下に溜まっている場合にこの現象が起こります。

唇の皮膚が薄い人はリスクが高いため、注入量を決める際はそれを見極められる医師に施術を依頼することが重要です。

キスしたらバレる?施術後はいつからOK?

キスは施術後1〜2週間ほど空けましょう。そしてヒアルロン酸の注入量や仕上がりが不自然な場合は、触れた場合に違和感がある可能性があります。

ヒアルロン酸注射の施術については「キスでバレるか?」「いつからキスはOKか?」という質問が多いです。

施術直後のキスは回復を遅らせるため注意してください。

また、適切な量でナチュラルな仕上がりを目指して施術を行っていれば、触れても違和感はほとんどありません。

しかし注入量が多すぎたり形状が不自然だったりすると、触れた感触に違和感があるため、バレる可能性は高まります。

まとめ

唇のヒアルロン酸注射はセンスと高い技術が必要な施術です。

加えて、注入量の的確なアドバイスができて適切な施術が行える、信頼できる医師との密な相談が重要です。

「唇をデザインできる」と聞くとカジュアルなイメージですが、実際は医療行為のため、クリニック選びは慎重に行いましょう。

静岡県富士見市のみずき皮膚科クリニックでは、日常的な皮膚疾患から、シワ・たるみなどの美容皮膚科の領域まで、幅広く診療いたします。

女性にしか分からない悩みや希望などを逃さないよう、お話を聞かせていただきます。

みずき皮膚科クリニックが、不安のないよう分かりやすい説明と丁寧な治療を目指してお手伝いいたします。

どうぞお気軽にご相談ください。

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