AGA(男性型脱毛症)とは

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略であり、日本語では男性型脱毛症と呼びます。

成人男性特有の進行性の脱毛症であり、生え際や頭頂部の毛髪が徐々に薄くなっていくことが特徴です。

遺伝や男性ホルモンが主な原因だと考えられており、特に20代以降の男性に多く見られます。

AGAの進行速度

AGAの進行速度には個人差があり、早い方は20歳を過ぎたころから発症するというケースも少なくありません。

AGAは進行性の脱毛症であるため、治療せずに放置してしまうとどんどん薄毛が進行していきます。

生え際が後退している、髪のハリやコシがなくなった、地肌が透けて見えるようになったなどの症状が現れはじめた場合は、早めに治療することが大切です。

AGAのメカニズム

髪の毛には、生えては抜けるを繰り返す発毛サイクル(毛周期)があります。

成長期約2~6年の期間をかけて、毛母細胞が分裂を繰り返しながら新たな毛を作る
退行期約2週間のうちに毛母細胞の分裂が衰え、毛球が完全に退化
休止期約3~4か月程度毛母細胞が活動を止め、成長を追える

AGAを発症した場合は、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンが毛乳頭細胞内の男性ホルモン受容体と結合し、成長期の髪の毛に対して退行期や休止期に移行する信号を送ります。

通常2〜6年ある成長期がジヒドロテストステロンによって、数ヶ月〜1年に短縮され、髪の毛が正常に育たなくなるというのがAGAの主な仕組みです。

正常な発毛サイクルでは、長くて硬い髪の毛が抜けますが、AGAを発症した場合は育ち切っていない短くて細い毛が抜け落ちます。

この状態が長く続いた場合は、細い毛のみが残ってしまうため、余計に薄毛が目立ちます。
AGA治療は、乱れた発毛サイクルを正常に戻す目的で行う治療です。

AGAの治療方法

たとえAGAを発症して薄毛になったとしても、産毛や毛包は残っているため、治療することで太くて長い髪の毛が育つ可能性があります。

当院では、フィナステリド 、プロペシア、ザガーロ、デュタステリドなどの内服薬による治療を行っています。
これらの薬は継続的に服用することで徐々に変化が現れるものであり、最低でも3ヶ月は服用しなければなりません。

6ヶ月経過しても変化が見られない場合は、医師にご相談ください。

注意事項

  • 肝機能障害がある方は、診察時に医師に相談
  • 20歳未満の女性は服用できない
  • 妊娠中に服用、薬に接触した場合は胎児(男子)の生殖機能に影響を及ぼす可能性がある
  • 服用中の献血は控える

副作用

国内で行われた臨床試験では、一部の服用者にリビドー減退や勃起機能不全の症状が確認されています。
また、稀に肝機能障害が引き起こされるケースもあり、全身倦怠感などの症状が現れる可能性もあります。
治療中に万が一気になる症状が現れた場合はただちに服用を中止し、医師に相談してください。

料金表はこちらからご確認ください。

WEB予約
お電話
Instagram
LINE