ヒアルロン酸注射|効果の持続期間は?長持ちさせる方法や注意点を解説

ヒアルロン酸注射は、顔の輪郭やパーツの印象をふんわり整えたい方に選ばれる美容施術のひとつです。
その魅力のひとつに「施術後すぐに変化を実感しやすい」「比較的短時間で済む」といった点がありますが、気になるのがその効果の持続期間ではないでしょうか。
今回は、ヒアルロン酸の注入後、実際にはどれくらい持つのか、少しでも長くきれいな状態を保つためにはどのような点に気をつければよいのかを解説します。
ヒアルロン酸注射の効果が一定期間で失われてしまう理由

ヒアルロン酸を注入しても徐々に効果が失われてしまうのは、体内で少しずつ吸収されていく性質であるからです。
そのため、ヒアルロン酸注射の効果は永久ではなく、一定期間が過ぎると徐々に薄れていくのが一般的といえます。
ただ、体に吸収されるのは、注入されたヒアルロン酸は体にとって異物ではないということでもあります。
自然に分解されて、時間の経過とともにボリューム感やうるおい感が減っていくのです。
また、唇や目元など表情の動きが多い部位は、ヒアルロン酸の分解が早まりやすいとされており、施術から数か月で変化を感じる方もいます。
一方で、動きの少ないこめかみや鼻筋などは、比較的長く変化が続く場合もあります。
とはいえ、使用される製剤の種類や体質、生活習慣(代謝の速さ、喫煙、睡眠など)によっても持続期間は変わるものです。
「効果が薄れてきた」と感じても焦らず、必要に応じて再度医師に相談するなど、計画的にケアしていくことが重要でしょう。
ヒアルロン酸注射における効果の持続期間はどれくらい?

そもそも、ヒアルロン酸注射の持続期間は、一般的にどれくらいであるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
ここからは、「ヒアルロン酸注射の持続期間を知りたい」といった方向けに、具体的な期間について詳しく解説します。
一般的には半年から2年程度
ヒアルロン酸注射の効果は、おおよそ半年から2年程度が目安とされています。
持続期間に1年以上の幅がある理由は、使用するヒアルロン酸製剤の種類や体質によって吸収スピードが異なるためといえます。
実際、ヒアルロン酸にはさまざまな種類があるうえに、代謝のスピードやライフスタイルは個人差が大きいものです。
そのためヒアルロン酸の注射を検討しているのであれば、施術前に想定の持続期間について医師としっかり相談し、自分に合ったプランを立てることが大切です。
注入部位によって効果の持続期間は異なる
ヒアルロン酸の持続期間は、注入する部位によっても異なる傾向があります。
注入部位によってヒアルロン酸の持続期間が異なるのは、表情の動きや皮膚の厚さ、代謝の活発さが部位ごとに異なるためです。
例えば、表情がよく動く唇や涙袋などの部位は、ヒアルロン酸が比較的早く分解されやすいとされています。
一方、こめかみやあご、鼻筋など動きが少なく皮膚に厚みのある部位では、比較的長く形を保ちやすい場合があるのです。
そのため、施術を受ける際には、どこに、どんな仕上がりを求めるかといった点のほか、「どれくらいの期間持たせたいか」も合わせて医師に伝えると、より自分に合った施術方針が立てやすくなります。
柔らかい製剤は効果の持続期間が短め
ヒアルロン酸製剤にはさまざまな種類があり、やわらかいタイプと硬めのタイプに分かれます。
やわらかいヒアルロン酸は肌になじみやすく、涙袋や唇などの繊細なパーツに使われることが多いですが、その分体内での分解が早い傾向です。
そのため、仕上がりは自然で違和感が少ないものの、持続期間が短くなる場合があります。
逆に、あごや鼻筋など輪郭をしっかり出したい部位には、やや硬めの製剤が用いられることが多く、長く形を保ちやすいとされています。
どちらにもメリットデメリットがあるため、選び方は目的次第であり、自然さを重視するか、持続期間の長さを重視するかで選択肢が変わることを覚えておきましょう。
ヒアルロン酸注射が長持ちしやすいケース

ヒアルロン酸を注入するのであれば、少しでも長持ちしてほしいと感じる方は少なくありません。
ヒアルロン酸には、長持ちしやすいケースがいくつかあるため、覚えておくと施術を受ける際のヒントになる場合があります。
どのようなケースであればヒアルロン酸が長持ちしやすくなるのか、以下から見ていきましょう。
すでに何度かヒアルロン酸を注入したことがある
ヒアルロン酸が長持ちしやすいケースの一つとして、過去に複数回ヒアルロン酸を注入したことがある場合が挙げられます。
繰り返し注入することで肌内部にヒアルロン酸がとどまりやすくなり、見た目の変化がゆるやかになるからです。
例えば、こめかみや頬に定期的に注入をしている方は、施術から期間が経過しても、変化のペースが緩やかになり、次の施術までの期間が少しずつ延びていくこともあります。
あくまでも個人差があるため一概にはいえませんが、「初めてよりも2回目以降の方が落ちにくい気がする」と感じる方は少なくありません。
効果の持続性を高めたい場合は、無理のない頻度で継続することも一つの選択肢になるのではないでしょうか。
多めにヒアルロン酸を注入している
ヒアルロン酸の注入量が多いほど、効果の持続期間が長くなる傾向があるといわれています。
注入されたヒアルロン酸の量が多ければ、体内で吸収されていくまでに時間がかかるためです。
例えば、あごやフェイスラインに多めにヒアルロン酸を入れた場合、骨格に沿った形状をある程度保てる可能性があります。
とはいえ、むやみに過剰な量を注入することは望ましくありません。
あくまでも、仕上がりの自然さや顔全体のバランスを考慮したうえで、無理のない範囲で量を調整する必要があります。
医師と相談のうえで「少なめに繰り返す」「ある程度の量を1回で注入する」など、自分に合った施術方針を決めておくと安心でしょう。
品質の高いヒアルロン酸を注入している
ヒアルロン酸の製剤にはさまざまな種類があり、製剤の品質や設計によって持続性に違いが生じることがあります。
なぜなら、ヒアルロン酸の粒子の密度や構造などは種類ごとに差があるため、体内で分解や吸収されるスピードにも影響を与えるからです。
クリニックによって扱うヒアルロン酸の種類が異なるため、あらかじめ使用する製剤について確認しておくことをおすすめします。
技術力の高い医師の施術を受けている
ヒアルロン酸が長持ちするか否かを分けるポイントとして、どのような医師に施術を行ってもらうかが挙げられます。
ヒアルロン酸注射は、医師の技術によって仕上がりや持続期間に差が出ることがある施術であるからです。
注入する層の深さや角度、量のバランスなど、ヒアルロン酸注射は非常に繊細な施術です。そのうえ、適切な位置に適量を注入しないと、注入したヒアルロン酸の持ちをよくすることができません。
仕上がりの満足度だけでなく、ヒアルロン酸の持続しやすさを重視したい場合は、症例実績が豊富な医師を選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸が吸収されにくい体質におけるリスク

ヒアルロン酸が吸収されにくい体質とは、流入した製剤が体内に吸収されにくく、体の中にとどまりやすいタイプを指します。
注入したヒアルロン酸は、期間の経過とともに徐々に体内に吸収されていき、徐々に注射の効果が失われていきます。
ただ、この「ヒアルロン酸の吸収されやすさ」には、個人差があるのです。
施術を検討している方としては、ヒアルロン酸が吸収されにくい体質のほうが有利なのでは?と感じるかもしれません。
しかし、実際はヒアルロン酸が吸収されにくい体質には、いくつかリスクがあります。
ここからは、ヒアルロン酸が吸収されにくい体質に潜むリスクを解説します。
製剤がしこりのように固く残る可能性がある
ヒアルロン酸が体内で吸収されにくい体質の場合、注入された製剤が硬くとどまってしまい、しこりのように感じられることがあるとされています。
そもそも、ヒアルロン酸が吸収されにくいということは、体の代謝が緩やかな可能性があります。そのため、製剤がなじまずにとどまってしまうケースがあるのです。
場合によっては、目元や口元など皮膚が薄く、動きの多い部位に注入した際に、違和感や硬さを感じやすくなることがあります。
もちろん、必ずしも上記のような症状は必ず起こるわけではないものの、体質的に吸収が遅い傾向のある方は、事前にその可能性を医師に伝えておくことが重要です。
期間の経過とともにボコボコになる恐れがある
ヒアルロン酸が体内に長くとどまることで、時間の経過とともに表面の凹凸が目立つようになるケースがあります。
製剤が皮膚の下にとどまり続けることで位置がずれたり、まばらに吸収されたりしてしまうのが原因です。
頬やこめかみなど広い範囲にヒアルロン酸を注入した場合、時間とともに一部だけがへこんで見えることがあります。
表面に凹凸が生じてしまい、「ボコボコした印象」として現れることがあるのです。
ただ、上記のトラブルは吸収バランスの偏りによるものであるため、丁寧にヒアルロン酸を注入してもらったり、適切なアフターケアを行ったりすることでリスクを軽減できる可能性もあります。
ヒアルロン酸注射で失敗しないためのクリニック選びのポイント

ヒアルロン酸注射を受けるにあたり、重要なのがクリニック選びです。
どのようなクリニック・医師の施術を受けるかは、ヒアルロン酸効果の持続期間に影響する可能性があります。
ここからは、クリニック選びのポイントについて解説するため、以下を参考にしてみてください。
ヒアルロン酸注射の実績が豊富なクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注射を受けたいと考えているのであれば、まずは実績が豊富なクリニックを選びましょう。
ヒアルロン酸注射は、注入する層の深さや量のバランスによって仕上がりも持続期間も大きく変わるため、医師の技術力が必要です。
実績が多く、経験を重ねた医師ほど、骨格や筋肉の動き、左右差などを考慮しながら、自然なバランスで施術を行う技術に長けています。
注入量が多すぎたり、浅すぎる層に打ったりしてしまうと、思わぬ凹凸や違和感につながるリスクも考えられます。
実績豊富なクリニックでは、症例写真や実際の施術例を見せてくれることも多く、自分に合うか否かの判断材料になります。
クリニックを選ぶ際には、まずは公式サイトや口コミなどで、ヒアルロン酸注射の症例が多いかをチェックしてみましょう。
カウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶ
満足度の高い施術を受けるには、施術前のカウンセリングが丁寧であることも大きなポイントです。
自分の希望や不安をしっかりと伝え、医師から納得できる説明があることで、安心して施術に臨めるからです。
「どの部位にどれくらい注入するのか」「どんな変化が期待できるのか」などを具体的に説明してくれる医師であれば、仕上がりをイメージしやすくなるでしょう。
ただ、クリニックによっては、流れ作業のような短時間のカウンセリングを実施するケースも見られます。
質問にしっかりと答えてくれるか、リスクやダウンタイムについても丁寧に話してくれるかを確認し、自分の話にしっかり耳を傾けてくれる医師を選ぶことが、失敗を防ぐためにも重要でしょう。
継続しやすい価格のクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注射を受けるのであれば、継続しやすい価格のクリニックを選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸注射は一度で終わる施術ではなく、一定の期間が過ぎると再注入が必要になるケースも多いため、価格面も大切なポイントなのです。
無理のない価格設定であれば、継続して施術を受けやすく、理想の仕上がりを維持できる可能性も高まります。
クリニックによっては、初回が格安でも2回目以降の料金が高くなるケースや、追加オプションが必要になる場合もあるため、トータルでの費用感を確認することが重要です。
あらかじめ予算を明確に伝えたり、ホームページ上で公開されている料金メニューをチェックしたりして、継続しやすいクリニックを探してみてください。
まとめ
本記事では、ヒアルロン酸における効果の持続期間について解説しました。
ヒアルロン酸注射は、気になる部分に自然な立体感を与えたり、顔全体の印象をやわらかく整えたりする目的で、多くの方に選ばれている美容施術のひとつです。
しかし、効果には個人差があり、持続期間や仕上がりも施術を行う環境や体質によって異なります。
そのため、安心して施術を受けるには「どのクリニックで、誰にお願いするか」がとても重要です。
みずき皮膚科クリニックでは、ヒアルロン酸注射が初めての方でも、安心して相談ができるよう充実した設備環境を整備しています。
「できるだけ効果を長持ちさせたい」「初めてだから施術に対して不安感がある」といった方からの相談も多くいただいていて、一人ひとりにきちんと施術・効果に関する説明も行っています。
カウンセリングのみのご相談も受け付けていますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。