ヒアルロン酸はほうれい線に効果的!失敗しないためのポイントも紹介

顔を触る女性

ヒアルロン酸注射は、シワやたるみの改善が期待できる美容施術です。

ほうれい線のようなたるみにも手軽に打てて効果的だと人気ですが、実際の効果やどのくらい持続するのか、どのようなほうれい線でも効くのかなどが気になります。

この記事では、ほうれい線が目立つ理由や、ほうれい線に効果があるヒアルロン酸とはどのような成分なのか、ヒアルロン酸注入のメリットやデメリットなどを紹介します。

長期的に効果を維持するためのポイントも紹介します。ぜひ参考にしてください。

ほうれい線が目立つ理由

顔を触る女性

ほうれい線が目立ってくることは多くの人の悩みですが、なぜ目立つのでしょうか?

ここでは、ほうれい線が目立つ理由について紹介します。

加齢によるエストロゲンの減少

40代頃になると女性ホルモンである『エストロゲン』が減少を始め、加齢が進みます。

エストロゲンは以下の3つの老化現象に関与しています。

美肌成分はスキンケアで多少は補えますが、あくまでも一時的なもので、顔の骨の委縮や筋肉の働きまではカバーできません。

また、美肌成分の減少によって、肌の弾力やハリ・水分が失われていきますが、伸びた皮膚は縮むことはないため、重力によってたるみます。

もともとの骨格や癖の影響

ほうれい線は加齢だけでなく、もともと持っている骨格や日常生活の癖などでも目立ちやすくなります。

例えば、小鼻横の骨が低いとほうれい線の付け根付近がくぼむため、たるみが目立ちやすいです。

普段からあまり笑わず表情筋を使っていなかったり、寝る際に決まった方を向いて寝たりという偏った癖でも、ほうれい線が目立つ原因になります。

肌の乾燥やむくみ、過激なダイエットなどが影響している場合、20代でもほうれい線で悩むことがあります。

ヒアルロン酸とは

製剤

ヒアルロン酸はもともと体内にある成分ですが、成分の特徴や、ヒアルロン酸がほうれい線の改善に効果的な理由、効果の持続期間などを紹介します。

ほうれい線への注入治療に効果的

ヒアルロン酸はもともと人体内に存在する保水成分である『ムコ多糖類』の一種で、ネバネバとしたゼリー状の物質として細胞間を満たしています。

1gで6L(500mLのペットボトル12本分)もの水を抱え込む保水力に優れており、肌のみずみずしさ・ハリや弾力を保つために欠かせない成分です。

しかしヒアルロン酸は加齢とともに減少していきます。

20代まではその量をキープできますが、30代から徐々に減り始め、40代では赤ちゃんの半分、60代では25%まで減少します。

肌のハリや弾力が低下し、乾燥やシワ・たるみがすすむと、ほうれい線の原因となります。

しかし、加齢によるヒアルロン酸の減少は避けられないため、改善するには外部から補給することがおすすめです。

そのため、目立ってきたほうれい線を改善するには、ヒアルロン酸の注入が効果的です。

ヒアルロン酸の効果持続期間

ヒアルロン酸の効果持続期間は、施術を受けた人や部位によって個人差がありますが、一般的には4ヶ月から1年、長くて2年程度です。

また、どのような人が打っても永続的ではありません。

なるべく長持ちさせたい場合は、施術後のケアを指示通り行う・規則正しい生活習慣などを心がける・定期的なケアなどが大切です。

アラガン社製ヒアルロン酸『ジュビダームビスタ』

みずき皮膚科クリニックでは、アラガン社製のヒアルロン酸『ジュビダームビスタ』を取り扱っています。

ヒアルロン酸は体内で周囲の水分を吸収すると、周りの組織となじんでいきますが、なじむことで少しずつ吸収されボリュームが減少していきます。

アラガン社の『ジュビダームビスタ』は、分子同士の編み目構造が密であるため体内の水分を吸収しづらく、長期の効果持続が可能です。

柔らかさは5段階から選べるため、使用目的や部位によって使い分けることが可能です。

みずき皮膚科クリニックの8ポイントリフト

みずき皮膚科クリニックでは、ヒアルロン酸での施術『8ポイントリフト』を提供しています。

加齢による骨格の変化を、少し前の見た目に戻す治療で、以下のような効果があります。

こめかみや頬骨付近・鼻の横・下顎などにポイントを絞って3ccという少量を打つ施術です。

施術時間は45分程度と負担も少なく、ヒアルロン酸の施術が初めての人や、劇的に変わりたくない人におすすめです。

ヒアルロン酸と組み合わせると効果的な施術もある

ヒアルロン酸は単体でもほうれい線に対して効果がありますが、糸リフトと併用すると相乗効果でより自然なリフトアップが叶います。

糸リフトは特殊な糸を皮膚の下に挿入してたるんだ肌を引き上げる施術です。

頬の脂肪を引き上げるためほうれい線を薄くする効果がありますが、糸リフトだけではほうれい線のシワが十分に改善されない場合、ヒアルロン酸との併用が効果的です。

ヒアルロン酸と併用すると、糸リフトは頬のたるみを引き上げてフェイスラインをすっきりさせ、ヒアルロン酸でほうれい線の溝を埋めてシワを持ち上げます。

ほうれい線をしっかり消したい・ナチュラルな若返りを目指したい・効果を長く持続させたいという人は、糸リフトとの併用がおすすめです。

ヒアルロン酸注射のメリット

メリット

ヒアルロン酸注射はほうれい線に効果的であることを紹介してきましたが、他にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ヒアルロン酸注射のメリットを紹介します。

切開しない

ヒアルロン酸注射はメスで切開をしないため、切る施術に抵抗がある人におすすめの施術です。

注射のみの治療で傷跡が目立たず、身体への負担が少なくダウンタイムも短めに済むため、施術直後から普段と大差のない日常生活が送れます。

切開がいらず生活にも大きく影響しないため、手軽にたるみ治療が受けられることが人気の理由の1つです。

ダウンタイムが短い

ヒアルロン酸注射は切開をしないため身体への負担が少なく、ダウンタイムが比較的短いです。

赤みや腫れなどの副作用も数日から数週間程度で自然と治まるため、仕事で長期の休みを取れない人や施術を周囲に知られたくない人におすすめです。

しかし身体への負担が軽いといっても、施術後は医師の指示に従って無理をせずに過ごすことが大切です。

施術が短時間で手軽

ヒアルロン酸注射は施術時間が15分程度で終了するため、スケジュールが組みやすいです。

麻酔を希望する場合はその時間もかかりますが、全体で30分〜1時間程度と、美容施術の中では比較的短時間で終了します。

空き時間や仕事帰り、イベントまで時間がない時など、短時間で受けられるためおすすめです。

リスクが低い

すでに紹介しましたが、ヒアルロン酸はもともと人間の体内にある成分のため、施術をする場合のリスクが低くなります。

注入治療では通常、かゆみや発疹、重篤なものなら呼吸困難やアナフィラキシーショックなどのアレルギー反応が心配です。

しかしヒアルロン酸の場合はアレルギーを起こしにくく、安全性は高いです。

仕上がりが自然

ヒアルロン酸注射は、施術を受けてから1ヶ月ほど経過すると、ヒアルロン酸が肌の中で均等に分散するため、自然な見た目の仕上がりになります。

肌表面が滑らかに変化し、徐々に施術部位の効果が現れてくるため、嬉しい時期でもあります。

施術直後は心配になる見た目になることもありますが、最終的には希望の結果に近づいていくことを理解し、1ヶ月後を楽しみにして過ごしましょう。

即効性がある

美容施術には施術後に数週間経過しないと効果が実感できないものがありますが、ヒアルロン酸注射は直接肌を持ち上げたりたるみを引き上げたりするため、即効性があります。

また、もともと人間の体内に存在する物質であることが、効果を実感しやすいメリットにつながっています。

ヒアルロン酸注射のデメリット

デメリット

ヒアルロン酸注射はメリットばかりではなくデメリットもあることを知ったうえで施術を受けましょう。

ヒアルロン酸注射のデメリットを紹介します。

定期的なメンテナンスが必要

ヒアルロン酸注射の効果持続期間は永続的ではなく、長くても2年程度のため、見た目の効果を持続させるには定期的な注入が必要です。

ヒアルロン酸はもともと人の体内に存在する成分のため、注入後は時間とともに体内に吸収されて徐々に消えていきます。

せっかく注入したヒアルロン酸が吸収されると、ほうれい線が復活します。

ヒアルロン酸の効果持続期間は一般的に半年〜1年のため、維持するためには半年〜1年に1回の頻度で注射した方がいいでしょう。

副作用の可能性

ヒアルロン酸はアレルギーは起こりにくいですが、人によっては美容施術で聞くような副作用が起こる可能性があります。

以上のような心配な症状は、時期が来ればほとんどが治まります。

ヒアルロン酸を注入する箇所がズレて血管に入ってしまうと血栓症になるという、重篤な副作用になるケースがまれにあるため、注意が必要です。

このような事態を防ぐためには、ヒアルロン酸の治療経験が豊富な、実績もあるクリニックを選ぶことで対応しましょう。

医師を上手に選ぶ必要がある

ヒアルロン酸注射の効果持続期間は、施術を行う医師の技術力によるところがあります。

注入の方法や量・種類、または注入角度・深さの選択が適切でなければ、副作用や仕上がりに差が生じたり、トラブルにつながったりするケースもあります。

経営理念、院内の様子などをクリニックのホームページで確認することも大切です。施術者が選べるのであれば、しっかり確認しましょう。

また、ヒアルロン酸注射の施術について医師の知識や考え方に違いがあるため、カウンセリングや相談は複数行って検討することをおすすめします。

施術直後は一時的に不自然に見える

ヒアルロン酸注射は、即効性があるとはいえ施術直後に理想の形に仕上がるわけではありません。

ヒアルロン酸は吸水性が非常に高く、皮膚内で周囲の水分を吸収する特徴があるため、一時的に膨張し、これがむくみとして生じます。

また、身体が自然に治癒を促進するため炎症反応によって腫れが起こりますが、これは施術翌日がピークのため、その後は治まっていきます

通常のプロセスのため受け入れられてはいますが、防ぐためには枕を高くして寝ると顔への血流を抑えられます。

ダウンタイム中の適切な過ごし方やケアで速やかに回復するため、医師のアドバイスに従いましょう。

注入を繰り返すと長期的に維持できる

肌の構造

ヒアルロン酸は、繰り返し注入することで体内に吸収されるスピードが緩やかになり、その部位に留まるという傾向があります。

継続的に体内に注入することでコラーゲンが周辺に膜を作り、ヒアルロン酸の分解・吸収を妨げているためだと考えられています。

初回の注入は一般的な効果持続のため、それほど長さを感じられないかもしれません。しかし定期的にほうれい線に注入することで持続期間が長くなる効果が期待できます。

まとめ

ほうれい線は、悩む人がいるかいないかだけで、ほとんどの人が加齢によってたるんでしまう部位です。

しかしヒアルロン酸注射のように、手軽にその悩みを解決できるのであれば試してみたい人は多いでしょう。

ほうれい線の悩みを解消するためにヒアルロン酸注射を検討している人は、以下のポイントを押さえることをおすすめします。

静岡県富士見市のみずき皮膚科クリニックでは、ニキビやイボなどの日常的な皮膚疾患から、シミやシワ・たるみなどの美容皮膚科まで幅広い診療が可能です。

女医と女性スタッフによる丁寧な診療で、女性のお客様にも気軽に利用して頂けます。

納得のいく分かりやすい説明とぬくもりのある診療で、ヒアルロン酸注射の施術を満足いただけるよう行いたいと思っております。

スタッフ一同、ご相談をお待ちしております。

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